新世代下水道支援事業制度
新世代下水道支援事業制度
1.背景・目的
新世代下水道支援事業制度は,平成10年度まで実施してきた14種類のモデル事業等を統合するとともに事業内容を拡充して,平成11年度に創設したものである。
2.概 要
本事業制度は、近年下水道の役割として新たに求められている良好な水循環の維持・回復、情報化社会への対応等を積極的に果たしていくことを目的としたものであり、水環境創造事業及び機能高度化促進事業により構成されており、このうち浸水対策に主に関連する水環境創造事業について記載します。
〇水環境創造事業
(1)水循環再生型
雨水の貯留浸透による流出抑制、親水性のある水辺空間の整備、河川事業等との連携・共同事業を行うことにより、身近な水環境はもとより、河川流域レベルの広域的な水環境を良好な状態に維持・回復する施策を広く支援していくため実施するものである。
(2)ノンポイント汚濁負荷削減型
雨天時に宅地や道路などの市街地の面源から公共用水域に流入する汚濁負荷(ノンポイント汚濁負荷)及び下水道未整備地域から発生する生活雑排水により都市下水路等の水路や湖沼等の公共用水域に流入する汚濁負荷を削減し,湖沼等の効果的な水質改善を図るものである。
______________________________
<社会資本整備総合交付金交付要綱 附属第Ⅱ編 交付対象事業の要件 イ-7-(2)-⑩新世代下水道支援事業制度>P68~72 参照
本ページは国土交通省ホームページの情報を利用しています。